子どもが独立して、ふと気づく。
「私、これから何をすればいいんだろう?」
そんな空虚感を抱えている50代女性は少なくありません。
人生の後半戦を充実させるために必要なのは、
自分自身と向き合うことです。
■子育てが終わった後の喪失感
子育てに全力を注いできた女性ほど、
子どもの独立後に大きな喪失感を抱きます。
これは「空の巣症候群」とも呼ばれる現象です。
毎日の生活が子ども中心だったため、
その役割がなくなると「自分は何者なのか」がわからなくなります。
夫婦二人の生活に戻っても、長年会話がなかった分、
何を話せばいいかわからない。
趣味もない。
友人も少ない。
気づけば、テレビを見るだけの日々。
これでは心が満たされるはずがありません。
■自己犠牲の習慣が生む空虚感
なぜこのような状態になってしまうのか。
その背景には「自己犠牲」の習慣があります。
「母だから」という理由で、自分のやりたいことを
後回しにし続けてきませんでしたか?
実はこれ、幼少期に植え付けられた
「自分より他人を優先しなければならない」という禁止令が原因です。
この禁止令を持っている人は、
自分の欲求を無視することが当たり前になっています。
だから子育てが終わったとき、
「自分が本当にやりたいこと」がわからなくなるのです。
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■人生の後半戦を輝かせる方法
50代からの人生を輝かせるためには、
まず「自分の気持ち」を取り戻すことです。
何が好きで、何が嫌いか。
どんなことにワクワクするか。
小さなことでいいので、
自分の気持ちに正直になってみてください。
そして「私は自分のために生きていい」という
新しいビリーフを作りましょう。
これは自己中心的になることではありません。
自分を大切にすることが、結果的に周りの人も幸せにするのです。
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