📘松橋良紀
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大勢の前で話すとき、緊張で頭が真っ白になったことはありませんか?
「何を話そうとしていたか、忘れた」
「言葉が出てこない」
この緊張、実は「頭」の問題ではなく「身体」の問題だったのです。
■緊張は身体現象
多くの人は、緊張を「心の問題」だと思っています。
でも、心理学では、緊張は「身体現象」だと言われています。
緊張すると、身体に何が起こるでしょうか?
呼吸が浅くなります。
肩に力が入ります。
手が震えます。
これらは、すべて身体の反応です。
そして、身体が緊張すると、脳への酸素供給が減ります。
結果的に、頭が真っ白になるのです。
つまり、頭が真っ白になるのは、脳の問題ではなく、
身体の問題だったのです。
■身体をリラックスさせる
では、どうすればいいのでしょうか?
答えは簡単です。
身体をリラックスさせればいいのです。
まず、深呼吸してください。
ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐く。
これを3回繰り返すだけで、身体はリラックスします。
次に、肩の力を抜いてください。
肩を上げて、ストンと落とす。
これで、肩の緊張が取れます。
そして、手を握ったり開いたりしてください。
手の緊張を取ることで、全身がリラックスします。
これらを会話の前にやるだけで、緊張は大幅に減ります。
■身体から心をコントロールする
心理学では「身体化された認知」という概念があります。
これは、身体の状態が心の状態に影響を与えるという理論です。
つまり、身体をリラックスさせれば、心もリラックスするのです。
逆に、心を無理やりリラックスさせようとしても、うまくいきません。
「緊張するな」と思えば思うほど、緊張します。
でも、身体をリラックスさせると、
自然と心もリラックスします。
今日から、緊張したら、身体をリラックスさせてください。
深呼吸、肩の力を抜く、手を動かす。
これだけで、頭が真っ白になることは減ります。
緊張は、身体でコントロールできるのです。