女性が惹かれる男らしさとはなんでしょう?
これには、テストステロンが大きく関係しています。
これを読んで、それぞれの特性を抑えておきましょう。
すると、
「男らしくで稼いでくれて頼りがいがあって、
安定していて協調性もあって優しい人がいい」
はい、そんな人はいない、
ということがわかります(笑)
●男性ホルモン(テストステロン)について
・テストステロンは睾丸からつくられる男性ホルモン
・男性ホルモン全体の95%を占める
・ 男性は、女性の約20倍のテストステロンを分泌する
・企業経営者や政治家、アスリートはテストステロン値が高いとの報告がある。
●チャレンジが好きで目標遂行能力が高い
・目標を定めて達成しようとする傾向がある
・チャレンジ好き
・テストステロンが高い人ほど常にリスクを求める。
・さまざまな夢を語る。
・くよくよしない。
・長時間じっとしているのが苦手。静かに座っているのは苦手。
・集中力が高い
・アクティブ
●社会性
・リーダーになることを好む。
・仲間や家族を大事にする。悪くいえば支配下に置く傾向がある。
・縄張りを大事にする。
・公平、公正を求める気持ちが強い。
・個人的な状況よりも、チームや組織や国などの大義を優先するようになる。
・正しさにこだわる。
●競争好き
・スポーツ、囲碁、将棋、仕事など、順位がつき、達成感が得られるものはテストステロンを多く生み出す。
・数を競うことでは1位になりたい
・勝つ、トップ、選ばれる、No.1 などの言葉に反応する
・負けず嫌い血の気が多くカッとしやすい傾向にある。
・仕事でライバルに勝ちたいという思いが強い。
リスクをいとわないチャレンジャー、
競争好き、
味方につくものは守る。
などの大きな特徴があるのが、テストステロンが多い人です。
テストステロンが多いトレーダーはよく儲けるが、しかし、リスクを取るので損失も大きいというデータがあります。
●テストステロンが低い人
一方、テストステロン値が低いタイプの特徴です。
・目標を持たない。
・とりとめのない空想にひたることが多い
・強い者に逆らわない。
・散漫
・逃避的で、事なかれ主義。
・あきらめが早い。(こだわらない)
・夢を話すが、あまりディテールにこだわらない。
・ウツになりやすい
いい面でいうと、
・ルーティン的な仕事が得意。やりたい仕事でなくても与えられた仕事をできる。
・とてもおおらか(細かいことはどうでもいい)。
・協調性がある。
・やさしい。
・他人に介入しない
など
●更年期女性の男性化
・女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)は、閉経後に大幅に減少する。逆に男性ホルモンはどんどん高くなる。
・競争好きになり、勝ち気になり、目標達成力が高まる。
・仲間意識が高まり、つるんで行動するのが好きになる。
・チャレンジャーでアクティブになるので、旅行を好むようになる。
・夫から見ると、とても気が強くなったように見える。
●50代以降の男性が穏やかになる理由
・一方、男性は50歳を過ぎると男性ホルモンが減少して、女性ホルモンの割合が増える。
・好きだったゴルフやスポーツに興味がなくなる。
・テストステロン値が下がると、膝や腰などが痛むようになる。
・角が取れて温和になる。
男性は、50代以降2テストステロンが減り、その一方、女性はテストステロンが高まる。
すると、男性は穏やかになり、女性は攻撃的になったり自己主張が強くなる。
還暦後に夫婦の力関係が変わるのは、こうしたような医学的背景があったんですね。
●テストステロンが多い人かどうかの見分け方
人さし指が薬指より短ければ短いほど、テストステロンが多い傾向があります。
イギリスのサッカーチームの選手たちを対象行った調査です。
アスリートは総じてテストステロン値が高く、人さし指が薬指より短いことがわかっていますが、サッカーのイギリス代表チームに属するプロの選手は、コーチも含め、ほとんどの選手が人さし指が短かかった。弱いチームに比べて顕著だった。
●テストステロンは変動する
・男性ホルモンの値は、固定的ではなく、毎日変化する。
・落ち込んだり、うまくいかなかったりすると下がる。
・食べ物で上がったり下がったりすることもある。
・下がり続けると、意欲や集中力が欠け、チャレンジできなくなり、人間関係が億劫になる。
・眠りが浅くなり、痛みを感じやすくなります。
●テストステロンを上げるには?
テストステロンを保つ生活は、
・ワクワクすること
・楽しい競争をする
・自分を表現する
・リラクゼーション
・そして、他者に「与える」こと。
ボランティアなど、他者への貢献をすることで、テストステロンは高くなります。
逆に、人からもらってばかりだと、ウツになりやすいと言われます。
●テストステロンが高まる食事
①山芋
山芋には、男性ホルモン値を上げる効果があるDHEAという成分が多いです。
②ネギ類(玉ネギ・ネギ・ニラ・にんにくなど)
男性ホルモンを促進します。
③にんじん、パセリ・みつばなど
セリ科の野菜は、テストステロンと同じ構造を持つので、サポートする働きがあります。
④アボカド・アーモンド・抹茶など
男性ホルモン分泌に効果があるビタミンEをたくさん含んでいます。
⑤牡蠣
亜鉛が豊富で効果があります。
男女の誤解
「男らしくて頼りがいのある人がいい。
収入も高い人がいい」
これはまさに、テストステロンが多い男性を指しますね。
このタイプは、チャレンジャーで、リスクを好みます。
稼ぎますが大損もする。
競争好き。
つまりマイナス面は、
安定しない、
協調性がない、
自分が主導権を取らないとストレス。
優しさや繊細さは欠如。
それよりも、強さ、大胆さを優先します。
家庭を守るよりも、仕事での成功に燃えます。
社会的な成功が何より大事です。
自分に忠誠を誓った仲間を大事にする分、敵とみなした相手には容赦がありません。
などなどの部分もあるわけです。
長所の裏には必ず短所があります。
モテて魅力的な人は、浮気性。
年収が高い人は、家庭より仕事優先。
頼りがいがある人、リーダーシップがある人は、独善的で協調性がない。
外交的な人は、繊細さに欠けて大雑把。
などなど、すべては陽と陰の関係です。
光が強ければ、影も強くなります。
そして、どんな人とパートナーシップをつくるかを考える上で大事なのは、自分を深く知ることです。
自分がどんな人生を送りたいのか?
自分はどういう人間なのか?
どうしたら自分が光り輝くのか?
すると自然に、ベストパートナーが引き寄せられていくでしょう。