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本田健とアラン夫婦から学んだ願望達成の秘密。そして愛とは何か?

二日間にわたって、「アラン&バーバラ・ピーズ」のセミナーを受講したレポートを紹介します。まさに願望達成の秘訣と、パートナーシップの秘訣を学べました。

セミナーは二日間とも、午前は「本田健さん」、午後は「アランさん」、夕方から「アラン&バーバラ&本田健さんの3人で対談」というスタイルでした。

【一日目 願望達成について】

願望のレベルについて

いつもながら400人の会場は満席。
セミナーがスタートして、相変わらず、本田健さんの話はおもしろくて、メモだらけになります。
本田健さんによると、願望には4つのレベルがあります。

①幻想
②夢
③目標
④予定

これは願望達成の解説では初めて聞きました。
そういえば、私も「あなたも必ず実現できる! 目標設定の鉄則 」という本を執筆しているので、この関連の話はたいてい知ってるつもりですが、「幻想」と、「予定」というフレーズは初耳。

「ニュージーランドっていいらしいね。行けたらいいね。まあ自分には縁がないけど」

こんなのが幻想状態かな。
幻想から夢になると、こんな具合。
「ニュージーランド行けたらどんなにいいだろう!お金も時間もないから無理だけど」

つまり、「やり方が思いつかないから無理」というのが夢なのかな。

それを
「ニュージーランドに2019年2月中旬にはツアーをやるぞ」
となると目標。

「2月16日から1週間、ニュージーランドでワークショップをやることが決まりました!」
というのが予定。

 

●どん底と復活の振れ幅がすごすぎ!

アラン&バーバラ夫妻の人生は、映画なみの激しさ。
・出版して講師として大成功
・でもある日、一夜にして破産してどん底
・そこから2年後に、あの本で世界的大ベストセラー作家に!
・現在は不動産事業など数々のビジネスを手がける大成功者へ!

この激動の人生ストーリーは、
「自動的に夢がかなっていく ブレイン・プログラミング」
という本に詳しく書いています。本からもとても力をもらえました。今どんな状態であっても励まされるでしょう。

日本では翻訳本がないですが、ボディランゲージの本が大ヒットとして大成功。
オーストラリアでは有名な大富豪に。
でも税理士にすべての財産を使い込みされて、それが発覚したら一夜で破産。
そしてホームレスへ。
うつになり、自暴自棄になりました。

●無謀な夢?いえ、願望達成法がちょっと違う

アラン夫婦は、うつから脱出して再起を目指した時に、大ベストセラーを出すと決めました。
でも、もしオーストラリアでベストセラーになっても、オーストラリアじゃパイが小さい。
なので、以前よりも大きな成功をするにはものすごい時間がかかってしまう。

「だったらヨーロッパだ。じゃあイギリスで大ベストセラーを出すことにしよう。本もちょっと売れるくらいじゃなく、世界的な大ベストセラーになる本を書こう!じゃあまずはイギリスへ行こう」
と決めたといいます。

え?イギリスには知り合いもツテもない?どんな本を書くのも、何を書くかも決めてない?でもベストセラーを出す!?それで渡英する?ちょっとおかしいよ、この夫婦と、誰もが思ったそうです。

●HOWではなくWHAT

セミナーでアランが何度も言っていたのは、『「How」ではなく「What」で考えろ』でした。
どのようにやろうか?と、やり方を考えるのではなく、何をするかを考えろということ。

一般的には「やり方をしっかり練ってから行動に起こす」が普通ですね。
それだと小さくまとまったことしかできない。
そうではなく、お金もないし、方法もわからない。だけど、やると決める。これがWHATだとアランは言います。

WHATで動くと、シンクロがどんどん起きてくるのです。
こうして書くと、ちょっとスピ系に感じてしまう人もいるでしょうけど、しっかりした理論がありました。
その理論は本を読んでもらうことにして、
最終的には、世界的なベストセラーを出すという壮大な夢に、たくさんの人が引き寄せられて、ほんとに出しちゃいました。
あの世界的なベストセラー「地図が読めない女 話を聞けない男」が、ホームレスから数年後に生まれたわけです。
よし、イギリスへ行こうと決めてから、2年目でした。

「大ベストセラーを出せたらいいなあ」ではなく、「なんとしても大ベストセラーを書く」とWHATを決める。
健さん流に言うと、「予定を決める」。

アラン&バーバラを私も見習って、
「松橋は英語圏で中国語圏でも知られる、世界的ベストセラー作家になる予定を決めています」ということにします。
方法はさっぱりわかりませんが、先日は中国で講師をするチャンスをいただきましたし、次は英語圏で講師デビューと作家デビューです。どうやるのかはさっぱりわかりませんが(笑)

【2日目 パートナーシップについて】

二日目はパートナーシップについて。

●親からパートナーシップの何を教わりましたか?

本田健さんいわく、
「ビジネスは頑張れば結果がでる。パートナーシップは頑張ったからと言って結果が出るわけじゃない。だから難しい」

そして次の言葉は胸に刺さりました。

「日本人の場合、お金に関して親から教わる教えは3つだけ。

①無駄遣いするな
②貯金しろ
③保証人になるな

教わるのはこの程度。だからお金に対しての知識がない」

そういえば、父親から保証人のはんこだけは押すなと、何度も言われたっけ。

「しかし、親から教わるパートナーシップに関する教えは、さらに何もない、というのが日本の現状です」
とのこと。
潜在意識に刻まれているのは、つまり、OSになっているのは、親の夫婦関係だけ。ステキな夫婦関係を観てきたなら、問題ないでしょうけどね。

●仕事と家庭でモード切り替え

また、本田健さんは、仕事と家庭でエネルギーを変えないのが問題と言います。
「父親がいると家庭に緊張感があるという家だった人は?」という質問をしたら、会場で大多数の手が挙がりました。
父親が、戦士のエネルギーをそのまま家に持って帰っているのが問題。
そこに、かせぐ方が偉いという価値観があると、夫婦の対等性がなくなる。こういったことが夫婦関係の問題をつくる
とのこと。

そういった価値観がベースにあると、パワフルな女性は、夫といてもビジネスモードになる。すると夫との関係がうまくいかなくなるといいます。

ワタシ的には、仕事に燃えたい女性は、癒し系の男性を探せばいいのに、やっぱり仕事ができる男性を選んじゃう。それでぶつかり合っちゃうと思っています。自分の特性と合う人を選ぶのが、幸せの秘訣ですね。

●ホルモンの変化で女性は別人になっていく

アランによると、女性は、ホルモンの関係で、30才で別人になり、40才で別人になり、50才で別人になるという。
年齢はわかり易く言っただけだと思います。
私の知識でいうと、ホルモンの関係で、初潮で生まれ変わり、出産して生まれ変わり、閉経して生まれ変わるというのは、よく言われることですね。
さらにアランは、
「男はどんどんテストステロンが減っていく。でも女性は逆で、どんどんテストステロンが増えていく」
とのこと。
へえ〜、女性は増える?そうなんだ(驚)!

気性が荒かった男性が年を取って好々爺になるのは、テストステロンの減少が原因。
女性が女性は本来の自分らしくなっていくのは、テストステロンの増加が原因。
ホルモンの男女差を研究したくなりました。

●なぜ愛は続かないのか?

アランいわく、愛のホルモンは、半年から9ヶ月しかもたないそうです。
本田健さんはその時代をロマンスの時代と言っていました。
あばたもえくぼです。何をみてもステキと思える、素晴らしい勘違い時期です(笑)。
これがないと子孫繁栄しないです。ですから、いい人に巡り合ったら、9ヶ月以内に結婚しちゃうのが結婚のコツかも(笑)

本田健さんいわく、
ロマンスの時代はそれほど長く続かず、次は「喧嘩の時代」がやってくると。
「変わるべきなのは相手。すべては相手が問題の原因だ」という関係です。
3〜5年、人によっては10年くらい続くそう。

●妻の反撃

どっちが正しいかと、主導権争いが始まるわけですね。自分の要求を満たしてくれないことに対して、罰を与え合う。足を引っ張り合う。
でも、まだ愛があるわけから、相手に期待するから、攻撃しあっているわけですけどね。

うちの80才の母親が、85才の父に対してずーーーと父親の文句と悪口を言い続けています。
若かりし頃の父親に、よほどの恨みつらみが貯まっているのはわかるけど、よく同じセリフを飽きないで言い続けられるものです。「何の役にも立たない!」って。

あ、今気づいたけど、仕事をやめてから言い出した、ということは、お金を稼いでくれるから、と言って何十年も我慢し続けてきたのが理由なわけですね。それが、父が仕事をやめてから一気に噴火したみたい。
母はテストステロンの供給量が、今、人生で最高レベルなんじゃないかと思う。でも、まだそれも、愛情があるからと信じたい(笑)

●デッドゾーン

それが進むと「デッドゾーン」とのこと。
昔読んだ本だと、お互いに無関心で、死んでる状態だとか。
熟年の夫婦で、相手が何をしてようが無関心という関係をよく聞きます。愛は冷めているんだけど、お互いに別れる気力もない状態なんでしょうかね。
散々批判してきたけどムダだったと、あきらめの関係なんでしょう。
単なる共同生活者です。
日本では、離婚という手段も取らず、このまま死んでいく夫婦が多いのでしょうね。

●情報、知識が大事

質疑応答で、「夫婦間の危機はどのように乗り越えたのか」
これに対してアランが何度か言ってましたが、
「ホルモンの関係で女性が変わることを前もって知っていたから心の準備があった」。

ですから、ホルモンで女性が変わるということを、男性陣は学んでおくことですね。

出産後、数年での離婚が多いのは、出産前と同じ人間だと思いこんでいる男が悪いのです。
ある年齢になり、女性が我慢をしなくなって人間らしく生き始めると、男性がついていけなくなるのも、ホルモンに対する情報が足りないせい。

とうことで、男女関係に悩む人は、こういった学びが不可欠ですね。メモを見返すと、9割は本田健さんのしゃべった内容でした。言葉の選択、語彙力、フレーズともに日本最高レベルの著者としてのすごさを改めて感じました。
また、アランからは、世界的な講演家のふるまいやエネルギーをたくさんいただきました。

本田健さんがバーバラに勇気を出して交渉してくれたおかげで、このセミナーに参加できました。そのいきさつもすごかった。また、aiueoオフィスの栗山さんが声をかけてくれたおかげで、素晴らしい体験ができました。感謝感謝です。

またスタッフやボランティアのみなさんのホスピタリティは素晴らしいものでした。
素晴らしいセミナーをありがとうございました。

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