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自己肯定感が低い人をコントロールする言葉とは?

コミュニケーション総合研究所の松橋良紀です。
今、今まで買い集めた心理療法本を総復習しています。

マインドチェンジコースや、NLPコースの開催が近いので、
この機会を利用して、インプット中です。

●コミュニケーションスキルより大事なこと

私のメインコンテンツといえば、聞き方スキルです。
人生をよくしたいなら、コミュニケーションスキルが必須です。

でもそれより大事なことがあります。

せっかくの対人スキルを身につけても、
自己肯定感が低かったり、
強いメンタルブロックがかかっていたら、
宝の持ち腐れです。

自己肯定感が低い人は、
なにかやろうと思っても、
「いつかそのうち」
と先延ばしをします。

そうして、
その「いつか」が来る前に、

「こんな年だし・・・」と、あきらめていきます。

ですから、人生の質を上げるには、
コミュニケーションスキルとともに、
マインドスキルが必要です。

●『自己肯定感が低いと刺さってしまう言葉とは?』

こんな悩みのクライアントがいました。

・今までは事務だった
・でも3年前から、いきなり数字を求められるようになった
・なかなか目標数字を達成できない
・そのために、自己肯定感が低くなった。自分に自信が持てない。
・今の目標は、尊敬している上司に認められること。

●自己肯定感が低い理由

自分に課せられた部門の数字が達成できないから、
上司に認めてもらえない。
達成できないのは、自分の能力不足。
自分の価値を感じられない。

つまり、

「期待されたことをできない人=価値がない人間」

というビリーフ(思い込み)がある状態です。

上司に、人生の主導権を明け渡している状態です。

営業とは関係ない就職のつもりだったのに、
3年前からやったことがない営業の部署へ異動。
もともと赤字だった部門を一人で担当させられた。
その部門を廃止する予定だった。
だが、親会社の意向で残すことに。
月2千万の目標を与えられているが、達成したのは数回のみ。
販促の予算がゼロ。

ちなみに販促の費用は、一般的に5%~10%です。
新規事業の場合なら、30%出してもいいくらいです。
年2億円の目標なら、初年度は6千万円の販促費でもいいでしょう。

なのに予算はゼロ円。
ホームページもないし、
WEBマーケティングすらやっていない

こういうのを無理ゲーといいます。

私はゲームをしないのでわかりませんが、
どんなにがんばっても、
勝てるように設計されていないゲームソフトが存在するそうです。
私の感覚なら欠陥品です。それを無理ゲーと呼びます。

無理ゲーを渡されて「クリアしろ」と言われているようなもの。
営業を20年経験した私でも、販促費0円だとかなり厳しいです。

●ブラック会社から搾取される人

彼女いわく、上司はほめることがない。
会議運営も、権限を持つ偉い人が司会進行をしている古いシステム。
会議の本はたくさん出てるのに、幹部たちはまったく読んでいないのでしょう。

ということで、
私には、ブラック会社としか思えません。
彼女は、今のままだと搾取され続けることになります。

彼女の会社に限りません。
ブラック会社認定だね、という会社で悩んでいる方はたくさんいました。

かくいう私も、今まで勤めた会社のほとんどがブラック会社でした。

起業前は、次のような会話が普通でした。

出社10時で、22時前に帰ろうとすると、
「もう帰るのか?いい身分だな」

また、
「松橋くん、先月の数字は全然ダメじゃないか。でも3日も休んでいていい身分だな」

本来なら月8日の休みはあるはず。
なのに、3日休んで文句を言われる。

私が勤務していた会社は、そんなところばかりでした。

今なら、「じゃあ辞めればいいじゃないの」と思います。
でも、当時の心境は

「こんな自分を雇ってくれる会社はない」
という自己否定感。

もう一つは、あれです。

●自己肯定感が低い人を動かす言葉とは?

真面目で責任感が強く、
さらに自己肯定感が低い人をコントロールするには、
この言葉が有効です。

「お前がやめたら、みんなに迷惑がかかるだろ!どうすんだ!」

自己肯定感が高い人なら、
「そんなこと、自分の知ったこっちゃありません!退職します!」
と言えるでしょう。

でも、
「周りに迷惑をかけてはいけない」
というビリーフを持つ人には、
とても刺さってしまいます!

そこにつけ入るのが、ブラック会社です。
そうやって、会社をやめたくてもやめれず、
人生で最も貴重な「時間」という財産を、
搾取され続けるのです。

 

●迷惑をかけてはいけない

あなたは、今までの人生で何度、
「迷惑をかけるな」
と言われたでしょうか?

「騒ぐのはやめなさい!みんなに迷惑がかかるでしょ」
そんなふうにお母さんに怒られている幼児。
電車やデパートなどでよく見る光景です。

あなたの親が、
人目を気にする人だったなら、
毎日のようにこの言葉を言われ続けたかもしれません。

そうして、
自分がやりたいこと、
自分の気持ちに従って動くよりも、

「周りにどう見られるか?」
「周りに迷惑をかけないか?」

が人生の軸になってしまう。

常に、
他人に迷惑をかけないように。
他人に嫌がられないように。

こうして自分を抑えて生きていくと、
なにかわからない「生きづらさ」が常につきまといます。

●やめさせ屋

松橋を「やめさせ屋」と物騒な呼び名で呼ぶ生徒がいます(笑)

私の数ヶ月に渡るプログラムや、
NLPコースを受講すると、
生き方の革命が起きて、
会社を辞める人が多いからです。

以前の私のように、
「やめたいけどやめれない」
という人が、

「自分はやめても大丈夫!自分の未来は自分で拓くことができる!」

という確信を持つようになると、
新天地へ進めます。

●NLPコースを数年ぶりに開催します

聞き方の本がヒットしていますが、聞き方スキルの元は、すべてNLP心理学にあります。

NLPコースを受講したいというご要望に応えて、
6月から久しぶりに開催することになりました。

・聞き方を磨き上げたい方、
・コミュニケーションスキルを高めたい方
・コーチングやカウンセラーなど、心理的援助職をしたい方
・自然に人に動いてもらえる人になりたい方
・自己否定感を消したい方
など

NLPコースの詳細はこちら ⇒ http://commu.life/prac

 

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