ロス観光の最終日はサンタモニカへ。
もう頭の中は、桜田淳子がずっと流れっぱなし。
(50代以上じゃないとわからない?(笑))
サンタモニカの街並みは、私も知ってるファッション系のブランドがずらりと並び、とてもおしゃれな感じ。
あちらこちらに、ストリートミュージシャンや大道芸人。
それぞれに自分のワクワクを実践中ですね。
その後、サンタモニカビーチへ。
カリフォルニアで最も有名なビーチだそうです。
「サンタモニカピアという桟橋は絶対行ったほうが良い観光ポイント」と、ガイドブックに書いてあったので行ってみる。
それはもう、日曜日ということもあって大混雑。
あちらこちらでお店があるんだけど、
花絵文字の出店が3つほど。
あと、ジャパドックという店を発見。
日本の食材に海苔、かつお節を乗せたサンドイッチを売ってた。
桟橋の上でも、あちらこちらでストリートミュージシャンが演奏中。
ハードロックをやってたのは、小学生や中学生が中心で、みんな顔が一緒だったから家族バンド?
シタールでホテルカリフォルニアをやってるおじさんや、
カントリーをうたうおじいさんなどもいて、
日本じゃ見ることのない風景。
そうそう、桟橋ではお金を出して釣りができるというので、
釣り人も10人ほどいました。
一番ビックリしたのは、オットセイが現れたとき。
なんで誰も驚かないの???
もうあたりまえのことなの?
たぶん日本じゃ、モニカちゃんとか名前がついて、1ヶ月くらいニュースになりますよ(笑)
●アメリカの光と影
アメリカはオープンでひと目も気にしないし、人々は陽気。
その反面、日本では比べ物にならないくらいおおざっぱ。
電車やバスはどこもゴミだらけ。
飲みかけの500ミリのスタバ風のカップが、
バスのシートにおいてあってビックリ。
せめて床におけば?(いや、それも違うか)
アメリカ人はヘッドフォンやイヤフォンというものを知らないのか?
電車やバスでも、ずっと大音量でテレビを見てる。
子供たちはタブレットやスマホで、大音量でゲームをしてる。親はほったらかし。
街を歩くと、でかいスピーカーをかかえて爆音で歩く人。
レストランに入ったら、となりの30代男性は、
ずっとスマホで電話しながら食事をしてる。
安くはないレストランで店員も注意しない。
あと、歩いている人の3割くらいは肥満かな。
ハンバーガー、サンドイッチ、ピザが主食みたい。
60代、70代と思われる人でも、1リットルくらいの炭酸飲料を飲んでる。
そりゃ太るわ。
日本で「私、ちょっと太っちゃって・・・」
と悩む女子は、アメリカにいきましょう。
アメリカの個人主義と日本の組織主義
ととまあ、数日いて、バスや電車に乗ったおかげでいろんな気づきがありました。
ウーバーだけじゃ見えないことがあります。
昨年、1ヶ月くらいマウイにいたときも感じましたが、
アメリカは多様性があって自由。
いろんな人種がいて、服装も自由。
「こんな格好じゃ外に出れない」・・・なんて言う人、いなさそう。
それに比べたら、日本はほんとに狭い。
島国で生きる人たちを縛り付けるルールはたくさんあって、
がんじがらめの中で生きていることすらわからない。自分も含めて。
「人に迷惑をかけないように」
が浸透していて、公共マナーもあるしモラルが高い。
素晴らしい美徳でもあるけど、その反動も大きい。
それがマイナスに働くことが多い。
「人と違うと笑われる」
「他人からどう見られているか、常に気にしなければいけない」
「空気を読めないと村八分だ」
などというビリーフで生きている人が多い。
すると
「自分はちょっと人と違ってる」
「他人に笑われた」
「他人に嫌われた」
「人に迷惑をかけてしまった」
などなどで悩む。
さらに年齢が上だと、
「世間の目があるから無理」
とかいうビリーフに縛られる。
そんなこんなで、
他人の目を気にして生きている日本人は、
海外に出るべきですね。
バシャールは言っています。
「アメリカの個人主義の生き方と、日本の組織を大事にした生き方を統合する必要がある」
今回のツアーの前に、バシャールの本を大量に読んだので、どれに書いていたか忘れました。
日本人にとって、
自分らしく生きるということは、
負荷がかかることです。
他の国に比べて、自分の解放の難易度は高いです。
だからこそ、日本に生まれた意味は、
自分らしく個人の喜びを追求することへのチャレンジかもしれません。
あっという間のロスでの一週間でした。